ヒ カ リ 設 定 ノ 書





  ■ 主人公

 * 奏江(デフォルト名)

  年齢/不詳(※序章時点=10歳前後位) 性別/女
  属性/土(仮)
  外見/黒髪黒眼。髪の長さは肩上位。痩身。
  性格/本質的には明朗快活だが幼心付いた頃からのその生い立ちから笑う事は極端に少ない…が、最近は
     心を許した相手には自然と笑顔を見せる様になった。
     時折怜悧で感情がないかの様な面を見せる事もある。
     芯は強く、頑固で一度決めた事には融通が利かない所も…。
  武器/【天羽々斬】(アメノハバキリ)…赤い房飾りの付いた黒い柄の太刀。
  備考/中つ国北の国境付近にある貧村の出身で実父は国の王族の端に名を連ねる人物らしい。
     幼い頃から父母共に顧みられない生活を送る身の上で、更には村人達の身勝手な言い分から
     龍神への供物として生贄にされそうになりながら、自ら『生きたい』一心で村から逃亡を図る。
     その際背中…心臓の裏辺りに負った、生贄の焼印が火傷痕として残っている。
     雪の降る森の中で倒れている所を耶雲に助けられ一命を取り留めた。
     その後四道将軍である岩長姫に気に入られ、“奏江”と言う名と共にその養女となる。
     「強くなる」為に改めて岩長姫に弟子入りし、兄弟子である羽張彦・風早・耶雲からは武術を、道臣から
     勉学を学ぶ様になる。


  ■ オリジナルキャラ

 * 耶雲(やくも)

  年齢/21、2歳(羽張彦と同年代※序章開始時) 性別/男
  外見/腰位まで伸ばされた黒髪、鳶色の瞳。背は高く、黒系の衣服に革製の軽鎧を身に着けている。
  性格/基本、冷静沈着。無愛想で不器用だが面倒見が良く、意外と苦労性。
  武器/無銘の二振りの太刀
  備考/中つ国四道将軍が一人、岩長姫の門弟で風早の兄弟子。
     行軍先で倒れていた奏江を見つけ助けた張本人。
     後、奏江にとってよく面倒を見てくれた兄とも呼べる存在となる。
     戦闘では二刀を振い、その実力は敵からも怖れ、賞賛される程の強さを誇る。
     右手の甲に生まれた時から花弁の様な痣があるのだが…。


 * 壱予(いよ)
  年齢/序章時点12、3歳(奏江より1、2歳上のイメージ) 性別/女
  外見/焦げ茶色のショートボブ位の髪。(右の方だけ後ろ髪を細く伸ばし、組紐で肩に掛ける形で結び前に垂らしている)
  備考/どちらかと言うと大人しめで、少し内向的だが素直で優しい気遣いの出来る少女。
     外見で見るよりもずっと強い意志の持ち主でもある。
     女官見習いとして岩長姫の邸に務めていたのだが、使いの途中に町のならず者に攫われてしまうが、居合わせた奏江の
     機転で事なきを得る。
     その後見習いから正式な女官となり、奏江の親友となる。
     彼女なりに思う事が多々ある様だが、奏江に対する親愛の情は本物で、それは疑い様がない。
     一部、奏江至上主義な部分もある。



                                 ――…以下、物語が進むにつれて随時更新予定。